大村藩 シャープス銃 司馬遼太郎『英雄児』

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2020.08.06
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大村藩史料
https://www.city.omura.nagasaki.jp/bunka/kyoiku/shishi/omurashishi/dai4kan/documents/dai4dai1syo2.pdf
「英雄児」  米国製のシャープス銃
https://plaza.rakuten.co.jp/jigen2012/diary/201708270000/
「英雄児」
 
スネルはすぐ店員に命じて、各種の銃をならべさせた。さすが、継之助に対してゲベール銃を見せるという愚はしなかった。まず、薩長や幕府歩兵が持っているミニエー銃を見せ、「射程が長い」といった。
 
「わかっている」
 
と、継之助はいった。ついで、エンフィールド銃、スナイドル銃、シャープス銃、シャスポー銃、スペンサー銃などを見せた。
 
スネルは、米国製のシャープス銃をしきりとすすめた。銃身が短く、取扱いが軽快で、しかも精度のよい元込銃である、と。
 
スペンサー銃に外観が似たアメリカの銃。単発式と思われる。歩兵銃は1195ミリだからそれほど短くはない。おそらく小説の銃は騎兵用の990ミリのものだったのだろう。


我に尋ねたところ、
シャープス銃を推す、司馬遼太郎大村藩の史料を読んで居たそうです。