6月、先行上映会 只見で没した長岡藩家老 河井継之助の映画 2021/04/28 09:54

 幕末の長岡藩(新潟県)家老として戊辰戦争を戦い、逃れた只見町で没した河井継之助を描いた映画「峠 最後のサムライ」の先行上映会は六月十一日に会津若松市文化センター、翌十二日に只見町の「季の郷湯ら里」でそれぞれ開かれる。参加者を五月二十一日まで募集している。

 

 会津若松商工会議所、会津若松フィルムコミッション会津若松観光ビューロー、只見町、只見町商工会、福島民報社でつくる実行委員会の主催。

 七月一日の全国公開に向けて機運を盛り上げるとともに、二〇二二(令和四)年のJR只見線全線再開通、二〇二六年を見込む二八九号国道八十里越区間の開通も見据え、会津地域の振興につなげる。県のサポート事業の補助を受けて実施する。

 上映会は会津若松市会場が午後六時から午後八時五十分まで。継之助の人物像や「峠」の時代背景に関する記念講演なども併せて催す。定員は新型コロナウイルス感染拡大防止のため収容人数の半分以下の二百人とする。

 只見町会場は午前十時半から午後零時四十分までと、午後二時から午後四時五十分までの二回。午後の部のみ記念講演を予定している。定員は各回百人。

 参加無料だが、新型コロナ対策のため県民限定。希望者は往復はがきに希望会場(只見の場合は午前か午後のいずれか)、参加者全員分の住所、氏名、電話番号を明記し、郵便番号965-0804 会津若松市花春町3-1 福島民報社会津若松支社「峠上映会」係に申し込む。はがき一通につき二人まで。複数会場の申し込みは不可。締め切りの五月二十一日の当日消印まで有効。問い合わせは福島民報社会津若松支社 電話0242(27)1511へ。