映画『峠』 只見町も負け組(大和田爆笑)

先行上映会中止 福島県会津若松市と只見町 映画「峠 最後のサムライ」
2021/05/25 10:01
 
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 幕末の長岡藩(新潟県)家老・河井継之助を描いた映画「峠 最後のサムライ」の先行上映会は、同映画の全国公開の延期に伴い中止する。
 
 先行上映会は福島県会津若松商工会議所、只見町、福島民報社などでつくる実行委員会主催で、六月十一日に会津若松市文化センター、翌十二日に只見町の「季の郷湯ら里」で開催予定だった。応募者全員にはがきで中止を連絡する。
 
 公開日の延期は新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の対象エリア拡大などを踏まえた判断で、松竹などが二十四日に発表した。新たな公開日は二〇二二(令和四)年を想定しており、決まり次第、映画の公式ホームページで知らせるとしている。
 
 河井継之助は長岡藩家老として戊辰戦争を戦い、逃れた只見町で没した。映画は司馬遼太郎の原作で、監督・脚本は小泉尭史さん。継之助を役所広司さん、継之助の妻おすがを松たか子さん、前長岡藩主牧野忠恭仲代達矢さんが演じている。七月一日から全国公開される予定だった。
 
 先行上映会中止に関する問い合わせは福島民報社会津若松支社 電話0242(27)1511へ。